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「恋愛写真-もう一つの物語」読んだ

恋愛写真―もうひとつの物語 恋愛写真―もうひとつの物語
市川 拓司




正直、予想をはるかに超えていい話だ。
市川拓司さんの本は正直今まで敬遠してたんだけど
これから他にも読んでみようと思う。
いわゆる食わず嫌いってとこだ。

”もう一つの物語”というサブタイトルから
映画を別の視点で描いた本だと予想しちゃいそうだけど
中身は全然別物。
キャストの名前は同じだけどプロフィールから違う。
各キャラクターの人となりが細かく描かれてる分
映画よりは感情移入できて良かった。

全体的に干したてのふわふわ布団に包まってるような
そんなやさしさに包まれた作品だ。
映画とは違い余韻はあまりなかった。
後味すっきりが好きな人にはオススメです。

オススメ度:☆☆☆☆★

以降好きなところ。ネタバレ。


話の終焉が「アジアンタムブルー」のようで・・・。
でも、誠人が静流の写真に心の中で話しかける分
こっちのほうが切ないかな。
つまり、個展をやるのです。故人の。
この中で、老夫婦との会話があるんだけど
「別れはいつだって思いよりも先に来る」
この老夫婦の言葉がとても胸を打った。
この部分を読んだとき一瞬心臓が止まったかのような
衝撃たった。きっとずっと僕の心に残る名言になるだろう。

誠人がみゆきとデートするときの静流の
世話の焼き方も切なくなった。
あんなふうに人を愛せる人っているのだろうか?

穿った見方をすると、誠人は自分の優柔不断さのために
二人の思いに答えられないわけだけど、
それさえもサワヤカに書き上げてる。
個人的にはエピローグでシェアメイトのみゆきから
静流の苦悩みたいなものを聞く場面を増やしてほしかった。
気がするかも。反省の意味でね。

点数は同じだけど全体としては「アジアンタムブルー」の方が好き

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